CATEGORY: Pants
やっぱ特濃だな
530
久しぶりにno.530 5Pの線を引き直します。
トゥームーンにとって第1号の5P 2000年にリリースしたので15年(早)
完成なんてないんでしょうが、もっともっと理想的なジーパン作りたくて
思い切ってメスを入れることに、細部まで見直そう。
製作に取り掛かったのは、実はno.92021やno.92022のスウェットシャツと同じ時期
1990年リバイスやリーを一所懸命見直してた。どこかに自分達らしい一本が隠されてる気がして
でも第1号サンプル取ってあるけど ウッと 言葉にならない その出来!?
長い間お蔵入りとなるファーストサンプルでした。
そんな流れがあるデニムパンツなんでまたフツフツとやりたくてしょうがない訳ですよ。
やります。決めた!
bowtilarta
初夏のオススメ
ジメジメ、ムシムシの季節に突入してまだ10日ぐらい?
この期間がのろのろ長く感じるのは私だけではないと思います。
早く明けて乾燥した季節になってほしい〜けどまだまだなんですよね。
そんな季節にオススメのコーディネイト。
麻混の極薄シャンブレーを使った、プルオーバーシャツlot.732と、白の軍パンlot.528W。
麻の入ったシャンブレーは通気性と肌触りの良さを併せ持った優れもので、肩の力の抜けたラフなデザインと相まって、腕まくりして縁側でビールなんてのに向いたアイテムです。
それに合わせるボトムスは、今風に細身のウォッシュデニム...ではなく極太の軍パン!それも白!
528はトゥームーンで最初に作ったウエポンのトラウザースで、カーキ色の方は知っている方も(すごく少ないとは思いますが)いらっしゃるかもしれませんが、オフホワイトもあるというのは多分知名度皆無に近いんじゃないかと。
528自体は41カーキをベースに日本人の体型に合うようデザイン、作り込んだ(自社ブランドのアイテムに言うのもなんですが、)秀逸なアイテムで、529や536を考える時、常にコンセプトのベースになったり比較対象になってきました。
20世紀の話になってしまいますが、かのキ◯タク氏もプライベートで履かれたことがあって、話題になって生産が追っつかなくて大変だったことがあるなど伝説の持ち主です。
我が社長が若かりし頃、白いTシャツに白のコッパン、白コンバースの方(代官山の木のマークのブランドのお洒落な社長)をお見かけして「カッコイー」と記憶していて、528のオフホワイトもいいんじゃない?と大量に作ったはいいけど、当時ビンテージだ復刻だと由緒正しいものしか相手にされなかった中「白のウエポン?あー、そんなのナイナイ」「汚れるし。白は。」とにべもなく市場からはそっぽ向かれたのでした。
で、今。21世紀に戻ってきて新たな目で見てみると。
太さは新鮮でシルエットも綺麗、オフホワイトって所がコーディネイトの幅を広げると思いませんか?
裾をまくってスニーカーでも、渋くブーツもいいですよね。
全くもってワタクシ目線のオススメコーディネイトでした!
∞∞∞frogscroak∞∞∞
真夏の服
ノグリーがくる
透明人間
先日事務所でデニム530の生をワンウォッシュにしました。
といっても、裏返して洗濯器で長時間水洗いの後、日陰で天日干ししただけなんですが、
出来上がりはホラこの通り!立ちます。
完全にノリ(コーンスターチ使用)が抜けきっていないせいもあるんでしょうが、コットンが膨らんでしっかりするんでしょう、表にひっくり返すのも一苦労です。
生からMy Denimを育てて行く過程にはこんな小さなエピソードがいっぱいあるんでしょうね。
ここのところ洗濯日和が続いていて思い出しました。
販売のシーンでは丈やら何やらの事情でワンウォッシュが主流になっていますが、デニム530も540も少量ですが生のまま仕上げたものも生産しています。
生から・・・という方、お気軽に声をかけてください。
It's show time!
台風の所為か、東京は凉しいを通りこして寒いです。
今も隣の部屋で社長が「窓しめないともう寒いね」と。私も久々にネルシャツを羽織りました。
秋本番。トゥームーンも週代わりで(下手したら日替わりもあるかも(> <))ニューアイテムがあがってきます。
猫と犬の手も借りたい季節到来〜
で、第一弾はLot.529 ウエストポイントトラウザースの新色・ネイビーです。
濃色なのでいつもより押さえ気味の加工ですが、ピカピカのネイビー感はなく(ネイビーって特に生だとピカピカして見えますよね?だから制服に多いんでしょうか?)、今日から着ても馴染んだ感じです。
大人っぽいネイビー、ステンカラーのコートとかにも合いそうです。
上にきている赤いチェックは今期のネルシャツ、こちらはまた明日ご紹介しますね。
∞∞∞frogscroak∞∞∞
夏のO.D.
繕ってサマになる
三代目
新年
明けましておめでとうございます。
毎年「今年もよろしくお願いします」と流れるように言っていましたが、昨年はいろいろなことがあって、生活の基を覆されたような年だったことを思い返すと「今年も~」と惰性や慣れでいつも通りのことを言えないような気がします。
今私たちには生活の細かいことから仕事、社会、生命に関する広い範囲で新しい指針、価値基準、行動判断が必要になっていて、それをつくるのは今生きている自分たちです。
分かってる?自分?と自問。大変なときに遭遇しているんだなあと去年はびっくりするばかりでしたが、今年はそれを越えて動き出さすタイミングなんでしょう。
なので、今年はいつにも増して「新年」なのだと。
気を引き締めて、晴れて明るい年にしていきたいと思います。
・・・いきり立つのも良くないですね、振り返るとどうも力が入ってしまいます。
適度に肩の力を抜いて、上記のようなことができるといいのですが。
よろしくお願いします。
さて、新春第一弾のお知らせはスウェットパンツの新色です。
年末にリリースしたカモフラージュに興味を持っていただけた方が多いようですが、こちらのO.D.色もまたシブカワイ~くあがってます。
代官山Trailsは今日から通常営業です。
先ほどCougarが迷彩を両肩に背負って代官山に出発しました。
ご興味のある方、見に来て下さいね。
今年の大取り
期待大!で待っていましたカモフラがあがってきました。
総柄のスウェットは初めての制作で、どんな風かドキドキして待ってましたが届いたパッキンを開けて全員顔がほころびました。
形になるまで長い道のりだっただけにヒトシオ。トゥームーンならではのカモフラージュです。
どのように「ならでは」なのかと申しますと、まず20/30/10のスウェット生地をウエストポイントと同色のカーキに染め、その上にオリジナルのカモ柄を染料でプリント。
染料なので風合いはソリッドと変りません。
そのカモ柄の中にはダマシ絵のようにいろいろなカタチが・・・
20/30/10番使用のぎゅっと詰まったヘヴィーウエイトは暖かいです。
社長が早速お昼に着て出歩いていました。(上下着たら職質されるかな?)
来年にはウエポンにこの柄をプリントしてトートバッグも企画しています。
楽しい迷彩、どうでしょうか?
トレイルズは年内29日(木)は営業していますので見ていただけますよ。
Two Moon Trails Holiday
2011/12/30~2012/1/6
お休みさせていただきます。
冬の素材
今回537ベーカーパンツで、日本でもワーク素材としてなじみ深いコーデュロイに挑戦しました。
画像の説明を読んでもらえるといかに冬期のアイテムとして特化しているかわかっていただけると思います。
特に日本のコーデュロイはクオリティが高く、海外からも評価されています。
が、他の素材も同じ運命のものが多いのですが、中国など他国の生産に頼るようになって日本国内の産地が衰退し、残念なことにその技術と生産力は失われつつあります。
そのうち日本で物が作れなくなるんじゃないか?などとコワい冗談が冗談ではなくなるかもしれません。
素材の魅力もさることながら、少しでも日本のコーデュロイを使うことで産地に活力を取り戻してもらいたい、そんな気持ちも込めた生産でした。
ちょっとだけがんばれ日本のアイテムでもあります。